浴衣のデザインは温泉旅館の浴衣と似ていますが、生地組織、花柄のデザイン、プリント、裁縫において、大きな違いがあります。

浴衣に使われるのは綿ですが、麻との混合生地もあります。番手糸数は主に21本、32本、40本が多いです。生地の織り方は平織り、ジャカード、引裂き防止のチェックなどがあります。各糸及びガーゼの組み合わせを使用し、生地組織を変え、スタイルの異なる浴衣を生産させていただけます。

最近はポリエステル製の浴衣も多くなっています。ポリエステル製の浴衣は吸水性と速乾性に優れているので着心地が良いこと、生地が丈夫で洗濯しても型くずれしにくいです。

浴衣の花柄は種類が多く、日本の専門なデザイナーに設計されます。日本九州、中部、関西、関東、北陸、北海道地区の浴衣の模様と色は少し違いますが、花柄は菊、蘭、梅、桜、波、魚、蝶、傘、扇子、隈取、幾何学図形等があります。殆ど花柄一つと基本色三つからなります。

浴衣生地のプリント技術も複雑です。プリント工場の技術者は日本のデザイナーから提供された花柄の下書きより、生地の幅、ぐるぐる回転する花柄の寸法、色の種類などの要因を考え、原稿を描き、製版いたします。マスした後に、修正、工芸決定をしてから、本番の生産に入れます。

浴衣の裁断、縫製も他の服装と違っています。生地のプリントは基本的に三つの色と一つの花柄からなるものが多いので、裁断する時に花柄の美しさと完備さに注意しなければなりません。縫製するところに、浴衣の襟が長いため、位置決めが不正確だったり、縫製が不均一だったりしたら、襟が歪んだり皺が出たりする品質問題が発生する可能性がありますので、注意しなければなりません。

縫製した後に糸端を切ります。

包装の場所

弊社の社員は協力するプリント工場に行き、プリント状況を確認しています。

裁断時の写真です。